KAZ---NLOG

卓球のコーチをしてます!

卓球 多球練習のメニュー ②(下回転)

今回は下回転のメニューを紹介します

 

基本的にはメニュー①(上回転)

kaz-n.hatenablog.com

 

で紹介したメニューと同じメニューで

練習はできます

 

例えば

 

左右のフットワークなら

 

下回転を左右に出してもらい

 

それをどちらもフォアでドライブしたり

 

バック側はバックハンドでドライブします

 

 

前後のフットワークなら短い球はツッツキをして

 

ドライブをしたり、ストップをして

 

ドライブをしたりといった感じです

 

 

今回はそれについてと+してどんなメニューがあるか

 

紹介していきたいと思います

 

 

目次

 

 

 

下回転の練習について

 

 

まず球出しが下回転を出すので

 

こちらが打つ球はドライブが中心となります

 

もちろん下回転をスマッシュする選手も

 

いると思うで、選手によって違って良いです

 

そして上回転では球出しすることが無かった

 

「台上技術」

 

が練習メニューに加わります

 

この台上技術をしてから台から出る球を

 

打つという練習になっていきます

 

 

台上技術の種類

 

 

では台上技術にはどんな種類があるか?

 

・ツッツキ

・ストップ

・流し

・フリック

・チキータ

・逆チキータ

 

だいたい6種類ほどあります

 

 

試合ではこの6種類の台上技術を駆使して

 

先手を取り優位に試合が進められるように

 

多球練習で練習していくといった形になります

 

 

練習メニュー①

(下回転を下回転で返す)

 

 

・ストップをしてからツッツキをしてもらい

その球をドライブまたはスマッシュ

 

相手に打たれないようにそして自分から

打てるようにまずはしっかりストップをすること

 

もちろん自分がストップをした球をまたストップ

してもらいまたその球をストップするという

展開でも良いです

ストップ対ストップをしていて

相手がツッツキをしてくれたら

攻撃をするというパターンです

 

 

・相手のバック側にツッツキまたは流しをして

その球をツッツキしてもらいそれを

ドライブまたはスマッシュ

 

相手のフォア側にツッツキをして相手がツッツキで

返してくれることはまずないので(打たれるから)

バック側へ返球する

 

もちろん相手がドライブを打つパターンもあるので

 

①球出しの人がツッツキを出してくれたら攻撃

 

②攻撃してきたらブロックまたはカウンター

 

をそれぞれ練習してみて

 

それぞれができるようになれば

①②をランダムで出してもらい

練習をしてみましょう

 

 

フォア側に返球すると打たれると説明しましたが

フォア側にツッツキをしてそれを待っていて

ブロックやカウンターを打つ

練習もしておくと良いと思います

 

 

練習メニュー②

(下回転を上回転または横回転で返す)

 

 

・フリックをして打ってもらいそれを

ドライブまたはスマッシュ

 

今回は上回転にするので相手は必ず打ってくる

という想定で待つ(カットマンは例外)

 

ですが、こちらが先手を取っているので

返ってきた球は攻撃した方が良いと思います

 

そのためには自分のフォアへ誘導できるようなフリック

をしなければならないので

このフリックはとても大切な技術になります

 

応用編として相手がストレートに攻撃してきた

パターンも練習しておいた方が良いと思います

 

いつでもストレートに打たれて良いように

待ち方を工夫することも大切です

 

 

・チキータをバックへ打ち

返ってきた球をドライブまたはスマッシュ

 

チキータを相手のバックへ打つパターンでは

チキータをして返って来た球をバックで攻撃する

パターンと回り込んで攻撃するパターン

2つとも練習しておいた方が良いと思います

 

もちろんチキータした球が自分のフォア側に

返ってくるパターンも練習しておくと良いと思います

 

 

チキータを相手のフォアに打つパターンでは

相手に打たれることが多いのでそれを想定して

練習しておく必要があります

 

 

台上技術全てにおいて言える事ですが

バック側だけフォア側だけからのパターンしか

練習していないと

相手が慣れてしまった時に違うコースへ打つことが

できません、やはりバックからの展開

フォアからの展開を練習しておく必要があります

 

 

番外編

 

フォアのツッツキ、ストップの逆モーションとして

流しがありますが

もちろんチキータの逆モーションもあります

 

特にチキータの構えをすると相手に上回転で返しますよ

と教えているのと同じなので

そこで逆モーションを使い相手の待ちを外すことは

大切になります

 

逆チキータで相手のフォア側へ送り相手が打ってきた

球を狙って攻撃してみましょう

 

 

まとめ

 

 

試合はショートサーブからの展開が

多いです(相手によって違う)

 

なので台上技術をしっかり練習しておくことは

試合で勝つためにはとても大切です

 

その台上技術で先手を取ることができれば

試合は優位に進むことができますし

勝てる確率が上がります

 

今回紹介した練習メニューの台上技術、ドライブ

スマッシュはフォアもバックも当てはまります

どちらも練習しておくことで

さまざまなパターンで試合を組み立てることが

できますし、相手によって戦術を立てることが

できます

 

両ハンドでできなければならないわけではありませんが

できないよりはできた方が良いと思います

 

 

練習パターンももっと細かく考えれば

まだまだあります

 

下回転→上回転の多球練習でライバルに差をつけよう!

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(完)