卓球で1番大切なのはフォーム？感覚？環境？
今日は卓球の話
卓球のコーチをしているので
どうしたら
もっと強くなるか
もっと勝てるようになるか
と、毎日考える
どんなスポーツでもそうかもしれないけど
こうやれば絶対に勝てるというのはあり得ない
ここが学校の勉強と違って難しいところ
答えがないからだ
その答えがない中でいろいろと考えて
この子はこういう練習をした方が良い
この子はこういう戦型、戦術が向いている
とそれが正しいと信じてやっていくしかない
そこで卓球で1番大切なのは何かな
と考えてみた
この1番大切なことは世界で勝つために大切なこと
ということではなくて
僕が、1番大切なのは何だろうな～～～
くらいで考えたことです
- フォーム？
- 感覚(センス)？
- 体の強さ？
- 環境？
- その他？
1、フォーム？
卓球を始める上で1番最初に大事にすることだと思う
フォームが安定しないとミスが多くなってしまう
あとはきれいなフォームはかっこいい
人にマネされる(良い意味で)
フォームで打てるというのは大事なこと
なのかなと思う
かといってやっぱりフォームが良くても
球が入らなかったら意味ないし
全部の球がきれいなフォームで打てるわけないし
フォームが1番大切かと言われれば
そうではないような気がする
2、感覚(センス)？
人間は不平等なもので
感覚(センス)がある人とない人がいる
感覚がある人はもちろん早く強くなる
言われたこと見たことを再現する能力は
無いよりあった方が絶対良い
感覚といっても、
・どんな体勢でも台に入れる感覚
・強く打っても入る感覚
・短く止める感覚
いろんな感覚があると思う
強く打っても入る感覚のある人が
どんな体勢でも台に入れれるか
といわれればそうでない選手もいる
もちろん感覚はあった方が絶対に良いと思うが
感覚がないからといって
卓球をあきらめる必要は無いと思うし
感覚はあとからでもつけることができると思う
(あくまで個人的な意見)
だから1番大切なのは感覚(センス)か？
と言われればそうではないと思う
3，体の強さ
卓球は感覚のスポーツだと思っているので
練習量が必要だ
一週間の練習時間が50時間というチームも
存在すると思う
やはり、それなりにきつい練習
長い練習に耐えるだけの体の強さは最低限
必要になってくる
感覚(センス)があっても
すぐ怪我をして練習できないと
強くなれない
ただやはり体が強く、年中風邪ひかないし
包丁で刺されてもびくともしませんという
体でも卓球台の中にボールが入らないと意味がない
体の強さ99、感覚1、じゃ卓球は強くなれない
4，環境
環境も強くなるには大切な部分になってくると思う
家の環境だったり
練習施設の環境だったり
練習相手の環境だったり
環境が良い方がいいにこしたことはない
じゃあ、練習の施設が良くなかったらだめなのか？
強い練習相手がいないとだめなのか？
お金持ちじゃないとだめなのか？
といわれればそんなことはないと思う
逆に強い練習相手がいなかったら
こういう練習をしようとか
この狭い場所ではこういう練習しか
できないからこれをやろうとか
考える力が身につくのだろうなと思う
お金がなくても一生懸命やっていれば
応援してくれる人もいる
だから環境が1番大切とは言えないのだろうな
と思う
5，その他？
上記の他になにかあるかな？
と考えたけど
やはり僕が思うのは
目に見えない部分というか
心や頭の部分
上記では目に見える部分について考えてみた
もちろん強くなるためには
フォームも
感覚(センス)も
体の強さも
環境も
全て大切
全て大切なんだけど
自分で考える力
行動に移す力
いろんな意見を求める力
メンタルをコントロールする力
これが大事なのではないかなと
卓球だけではなくて
答えがない世の中で
どうやって生きていくかといったら
やっぱり自分で考えて行動して
分からなかったら知っている人に聞きに行ったり
自分から求める力が必要なのかな
と僕は思っている
もちろんこういったことは
最初から身についているものではないと思う
こういうことが大切だと言い続けるしかない
だから目に見える部分
フォームであったり
感覚だったり
体であったり
を鍛えながら同時に
心、目に見えない部分を鍛えて
いきたいと思っている
もし、目に見えない部分は大丈夫という前提
ならば
間違いなく1番大切なのは
体の強さ
と答えるだろう
(完)
